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会社行くのが辛すぎる。退職代行使っていい?
労働の対価に賃金を得る場所、会社。
世の中には色々な会社があるので、自分に合う合わないは様々です。
労働環境が良いところもあれば悪いところもあります。
ときには退職する場合もあります。
退職を言い出すの無理・・・
しかし退職を決意しても会社の環境が悪いと言い出すのも無理ということもあるかと思います。
そこで便利なのが退職代行。
お金を払うことで退職手続きを代行してくれるサービスです。
ただし安易に頼るのも問題が。
そこで今回は退職代行のメリット、体験談、トラブルについて紹介します。
書いている人
ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験3回。
ロジカルに考えるのが得意。
記事を読むメリット
退職代行のメリット、体験談、トラブルについてわかり、退職代行を利用するべきか判断することができるようになる
退職代行とは
退職代行はその名の通り退職手続きを代行してくれるサービスです。
ブラック企業や人手不足を背景に、会社を辞めたくてもやめられないという現代の労働者のニーズに応えることで2017年ごろから複数の業者がインターネットで話題となり、2018年にNHKがクローズアップ現代で取り上げたことで急速に認知度が高まった。
退職代行サービス - Wikipedia
名前のとおり、退職を代行するサービスではあるが、交渉は一切行わず、あくまでも退職の連絡の仲介のみを行うものがほとんどである。
ただしビジネスですのであくまで仲介手続きのみ。
自分の味方になってくれるというわけではないので、過度な期待はしないようにしましょう。
手続きを代行してくれるサービスです
退職代行を使うメリット
退職代行を利用するメリット、それは心理的安心を得られることです。
退職代行の背景には「退職したいけどさせてもらえない」というジレンマがあります。
退職したくても
人手不足だってのに辞めるとか言ってんじゃねぇ!
今まで育ててやった恩を忘れたのか!
このように退職をパワハラで阻むような環境だと退職を言い出すのすら辛くなります。
こんなときに退職代行を使えば、手続きを代行してくれるのでパワハラ上司に会わずに退職することができます。
ここに大きな心理的安全のメリットがあります。
会うだけで恐怖するような人と会わなくていいの助かる
退職代行を使わない方がいい場合
便利な退職代行ですが、使わないほうがいい場合もあります。
それは自分で退職できる場合です。
退職代行を使うデメリットとしては以下のようなものがあります。
退職代行のデメリット
- コストがかかる
- 退職する職場への印象が悪くなる
- トラブルになるケースもある
まずコストです。
退職代行サービスは当然ですがコストがかかります。
値段が低いサービスでも3万円。
他のサービスも見ると4~6万円はかかります。
決して無視できるコストではありません。
他には退職する職場への印象が悪くなるというデメリットもあります。
話をせずに代行サービスに任せることになるので印象悪化は避けられません。
会社に預けている書類などは代行サービスを通じて全て回収できますが、会社からのサポートは期待できないでしょう。
まぁ退職代行を使った時点でもう会社とは決別だからね
自分で退職を切り出せるなら、その方がコスト的にも関係的にも良好で済むでしょう
また会社や業者とトラブルになるケースもあります。
退職代行のトラブル例
- 即日退職できないことも
- 損害賠償
- 残業代や有給消化交渉ができないことも
例えば重要なポジションで引き継ぎが必要な場合、即日退職できないこともあるようです。
また対顧客で売上に直結するポジションを担っていると、引き継ぎをしないことで会社に損害を与えることになり損害賠償に発展するケースもあります。
そして後述しますが退職代行サービスを扱う業者に寄っては残業代や有給消化の交渉ができないケースがあります。
退職代行サービス利用時の注意点
そして退職代行サービス利用に際して注意点があります。
それは弁護士がいるところに申し込むこと。
何故なら代行行為の一部が弁護士にしか認められていないから。
そして退職の法的根拠を述べるのに法の知識が必要だからです。
どゆこと?
退職の申し込むときの「○日前までに」って聞いたことあるでしょう
そう。
実は退職の申し入れは事前に行うことが法律で決められています。
第627条当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する
民法第627条 - Wikibooks
なのでここだけ見るといきなり退職するのは法的にアウト。
ただし法律同士が完全に噛み合っていることはないので、別の法的根拠から退職できるように弁護士が対応するわけです。
たしかに弁護士必要だわ
オススメの退職代行サービス
では退職代行サービスを使いたい場合はどうやって選べばよいのか。
基準としては交渉が必要なら先程挙げた「弁護士がいる」という観点で選べば良いです。
ピックアップするとこのようなところがあります。
退職110番
退職110番は弁護士法人が運営するサービスなので、弁護士が付いています。
書類対応だけでなく、残業代など未払金がある場合の交渉も任せられます。
サービス価格も4~5万円のレンジなので使いやすいのではないでしょうか。
まずは調べてみよう
書類の扱いや給与、退職金の疑問に対する回答があります。
ページの最後にフォームがあるので簡単に申し込みができます。
弁護士法人みやび
弁護士法人みやびも名前の通り弁護士がいるので任せやすいでしょう。
全国対応で、LINEで相談できるというのが便利なポイントです。
着手金が5万円を超えるのと、残業代など回収額の20%が費用になります。
ちょっと費用かかりますが、その分頑張って未払金を取り戻してくれることでしょう。
まずは調べてみよう
メールの他にLINEの無料相談もあります。
混み合う前に相談するといいかも。。。
退職代行J-NEXT
【退職代行J-NEXT】は弁護士についての言及はありませんが、価格が20,000円と低価格なのが魅力でしょう。
こちらもLINE相談に対応していて使いやすそうです。
弁護士がいないので、対応としては連絡とサポートであり、交渉はしてくれないので特に取り返すものが無くただサックリ辞めたい人向けと言えるでしょう。
まずは調べてみよう
今なら無料相談もやっているようです。まずは気軽に相談してみるといいかも。
退職代行の評判
退職代行について、「使った」または「使われた」人の意見をピックアップしてみました。
退職代行すげぇな。
— 鷹の眼@退職代行で退職まで後3日 (@takanome_poison) June 7, 2021
言いたいこと全部書いてある。
「もう一日も働けない」
「電話マジ無理やめて」
それな。 pic.twitter.com/uAsorhTlvV
入社式の部長の「皆さんの先輩に、退職代行を使って退職された方がいました。皆さんの表情を見ればそのような心配はなさそうで安心してます。」って話を参考にして退職代行でバックれた同期。身体と人生張って会社のこと皮肉ってんのめっちゃロック。だけどめっちゃ不義理。
— 失禁自動車営業ちゃん (@24530R20) June 5, 2021
退職代行を使って1週間後に会社を辞めます。退職完了まで、行った対応や会社の状況など詳しくレポートして行きたいと思います。
— あと7日→退職代行で会社を辞めるまで (@taisyoku_2021) June 8, 2021
退職代行サービスを使うとすんなりと辞めることができるようですが、その反面「不義理」というイメージはあるようです。
まとめ
今回は退職代行のメリット、体験談、トラブルについて紹介しました。
退職代行サービスは便利ではありますが、コストがかかったり会社側からは不義理と思われてしまうので、使わないで済むなら使わない方が良いです。
退職代行のデメリット
- コストがかかる
- 退職する職場への印象が悪くなる
- トラブルになるケースもある
しかしココロとカラダの問題から、「どうしてももう会社に行けない」という状態の人もいるかと思います。
自分が壊れてしまう前に、お金で済ませてしまえる心理的メリットが退職代行サービスにはあります。
使うべきときには使うと良いでしょう。
心身に異常をきたすと回復まで時間がかかっちゃうからね
ある程度の我慢は大事ですが、我慢しすぎるのは良くないですね。
ヤバい会社に長く居続けるのは危険です。
しかし辞めてすぐに再就職できる人は限られています。
そこでオススメな方法がITスキルを高めること。
スキルを高めておくと「この会社を辞めても生きていける」という安心感が出てくるので、今後生きていく上での難易度が下がりますよ?