内向的な人はITエンジニアに向いています。
人の性格を表す2種類の表現「外向的」「内向的」。
外向的な人は明るくて社交的。
内向的な人は大人しくて物静か。
外向的な人は目立つので、世の中を動かしているのは外向的な人のように見えますが、実は内向的な人も重要な働きをしています。
何より内向的な人はITエンジニアに向いています。
そうなの?
そうですよ?
ではどのようなところがITエンジニアに向いているのか。
そこで今回は内向的な人はITエンジニアに向いている3つの理由を紹介します。
書いている人
ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験は3回。
記事を読むメリット
内向的な人はITエンジニアに向いている理由がわかる
内向的な人はITエンジニアに向いている3つの理由
内向的な人がITエンジニアに向いている理由は3つあります。
内向的な人がITエンジニアに向いている理由
- じっくり考えるのが得意
- 細かい作業が得意
- 根気強く飽きない
これらの特徴は実にITエンジニアに向いています。
Wikipediaの「内向性」の解説にもコンピュータ適正の高さが伺える記述があります。
内向型の者は、読書、作文、コンピュータの使用、ハイキングおよび釣りなどといった独りでの活動にしばしば喜びを感じる。
外向性と内向性 - Wikipedia
では個々に解説していきます。
じっくり考えるのが得意
内向的な人はじっくり考えるのが得意です。
そしてITエンジニアはWEBシステムやアプリケーションを作ったりメンテナンスしたりします。
そのシステムを作る際に「なんとなく」「いい感じ」ではシステムは形になりません。
システムを矛盾なく設計し、動くように組み立てる必要があります。
この仕事を行う為にはじっくり考えるのが得意な内向的な人が向いています。
システムは論理的思考が重視されるので、じっくり考える内向的人間に向いてますね
細かい作業が得意
内向的な人は細かい作業が得意です。
これもITエンジニアに向いている要素となります。
何故ならプログラムは複雑で細かいものだからです。
プログラムは複雑で書き方を間違えるとすぐに動かなくなります。
またプログラムがエラーになった場合に原因を探るのも大変です。
エラー時はプログラムの長くて複雑なソースコードの中から、どこでエラーになっているかを特定し、入力されたデータと照らし合わせて何故エラーになったかを特定しなければなりません。
このような緻密な作業は細かい作業が得意な内向的な人が向いています。
プログラムは長くて複雑なので、組むにも調べるにも細かい作業が得意な内向的人間が向いてますね
根気強く飽きない
そして内向的な人は根気強く飽きないです。
同じような作業を続けることができます。
プログラムのコードは長くて複雑なもの。
ソースコードを書き上げるには少しづつテストしながら組み上げていくという膨大な作業と時間が必要になります。
そしてただ書くだけでなく、ちゃんと動くかどうかテストをしながらなので、ときどきエラーが起こり原因調査と解決の為の作業も発生します。
プログラム開発の流れ
- 少し作る
- テストする
- エラーが出たら調査して直す
このような作業を飽きずに繰り返すには、根気強くて飽きない内向的な人が向いています。
全部作ってからテストしたらいいんじゃない?
全部作ってからテストすると、エラー原因をプログラム全体から探さなきゃいけなくなるので、むしろ時間がかかるんですよね。
少しづつ追加しながらテストすれば、エラーが発生しても「原因は追加した部分が影響している」と考えられるので。
まとめ
今回は内向的な人はITエンジニアに向いている3つの理由について紹介しました。
内向的な人がITエンジニアに向いている理由としては以下の3つがあります。
内向的な人がITエンジニアに向いている理由
- じっくり考えるのが得意
- 細かい作業が得意
- 根気強く飽きない
このように内向的な人はかなりITエンジニア向きと言えるので、もし進路に悩んでいる人がいましたら何かプログラミング言語やフレームワークの使い方を勉強してみるのも良いかもしれません。