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退職時の「どこに行っても通用しない」は気にしなくていい理由

退職時の「どこに行っても通用しない」は気にしなくていい理由

お前ここを辞めて他に行っても通用しないぞ?

会社を辞める際に、ときどきあるのが「どこに行っても通用しない」というセリフ。

  • そんなんじゃどこに行っても通用しない
  • ウチでダメならどこに行っても通用しない
  • こんなことで辞めるようではどこに行っても通用しない

これから仕事を辞めようとする人間にとっては不安になる言葉です。

でも全然気にしなくていいです。

他じゃ通用しない」は無視してOKです

気にしなくていい理由もちゃんとあります。

そこで今回は退職時の「どこに行っても通用しない」は気にしなくていい理由について解説します。

書いている人

ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験3回。
ロジカルに考えるのが得意。

記事を読むメリット

退職時の「どこに行っても通用しない」は気にしなくていい理由がわかる

退職時の「どこに行っても通用しない」は気にしなくていい理由

退職時に上司から「どこに行っても通用しない」と言われることがありますが、冒頭の通り気にする必要はありません

気にしなくていい理由としては以下のようなものがあります。

「通用しない」を無視する理由

  • 「どこに行っても通用しない」と言う側に転職経験が無い
  • 全ての会社を知っている人間などいない
  • 今の会社で通用した実績がある

ひとつずつ説明します。

「どこに行っても通用しない」と言う側に転職経験が無い

Stop Sign Traffic Sign Road Sign  - knerri61 / Pixabay

「どこに行っても通用しない」を無視してよい理由として、まず言う側に転職経験が無いことが挙げられます。

「どこに行っても通用しない」と言うのは大体が上司であり、上司は長くその会社で勤めている人が多いです。

そして多くの場合転職経験がありません。

なので「どこに行っても通用しない」と言われても説得力が皆無となります。

お前そんなんじゃどこの行っても通用しないぞ?

いやいや貴方、どこにも行ったこと無いのに何を知ってるんですか(笑)

ポイント

転職経験の無い上司に言われても説得力は無い

全ての会社を知っている人間などいない

Group Crowd Diversity Human  - geralt / Pixabay

さらに「どこに行っても通用しない」を気にしなくていい理由として、全ての会社を知っている人間などいないという点もあります。

もし「どこに行っても通用しない」と言った上司に転職経験があったとして、知っている会社は数社でしょう。

上司の知っている数社の中では通用しないかもしれません

しかしそれだけです。

あくまで上司の知っている世界では通用しないかもしれないというだけの話です。

上司の知っている世界で評価されないだけです

仮に上司の評価が正しいとしても、上司の評価軸が全てではないので別のところで勝負すれば問題ありません

上司が知らないだけで世の中には自分に合った会社があるかもしれません。

現職で「我慢が足りない」と言われていたとしても、そもそも現職では耐えるしか選択肢が無いとしても、別のところでは耐える必要が無いかもしれません。

もっと言えば業界や職種を変えれば現職の悩みとは無縁な働き方ができることもあります。

故に「どこに行っても通用しない」と言われたところで、言った側が世界を全て知っているわけでは無いので気にする必要はありません。

極端な話、海外のような文化圏が違えば働き方も価値観も全然違います

ポイント

「どこに行っても」と言いながら「どこ」を知り尽くしているわけではないので聞く意味は無い

今の会社で通用した実績がある

Writing Pen Man Ink Paper Pencils  - Free-Photos / Pixabay

「どこに行っても通用しない」を気にしなくていい最大の理由として、現職で通用していたという点があります。

退職するにしてもそれまで働いていた実績が何かしらあるはず。

なので何もできないなんてことは無く、最低でも現職と同じ仕事は問題なくできるはずです。

現職の仕事で色々と叱責されたこともあるかもしれませんが

貢献度ゼロということは無いはずですよ

そして現職で少しでも通用していたのなら、他でも通用する可能性があります。

「ウチで駄目ならどこに行っても通用しない」と言う輩もいますが、仮にその言い分が正しいとするならばその会社は世界で最もレベルの低い会社と言っているようなものです。

本当に「ウチで駄目ならどこに行っても通用しない」という会社なのだとしたら、それこそ未来が無いので勉強するなり転職するなりしてスキルを身につけるようにしましょう。

ウチでやっていけないならどこに行っても通用しないぞ?

なるほど?
ではこの会社は、世界最低レベルのスキルで働ける会社だったんですか(笑)

「どこに行っても通用しない」に対するSNSの反応

Social Media Social Marketing  - jmexclusives / Pixabay

では「どこに行っても通用しない」について、他の人はどう思っているのか。

Twitterでの反応をピックアップしてみました。

退職時の「どこに行っても通用しない」発言について、以下のような意見が見られました。

  • 先に転職される嫉妬からの発言
  • 指導力不足を上司が責任転嫁してるだけ
  • 会社側に都合の良い洗脳

他者のアドバイスを聞くなという訳ではない

Upset Overwhelmed Stress Tired  - RobinHiggins / Pixabay

ここまで上司の「どこに行っても通用しない」を気にしなくていいと言いました。

しかし他者のアドバイスを聞かなくていいというわけではありません

転職でありがちな失敗として以下のようなものがあります。

転職でありがちな失敗

自分の考えに拘りすぎて情報収集が疎かになってしまう

自分の考えに拘りすぎる失敗です。

よくあるのが「現職での問題点が転職すれば全て解決する」と無根拠で思い込んでしまうというのがあります。

現状からの脱却、つまり「転職」をゴールとしてしまうと起こることです。

本来はワークライフバランスの改善、キャリアの修正などの目的があって転職をするはずなので、「より良き環境」「より良き未来」を目指しているはずです。

しかし転職をゴールとしてしまうと「転職すれば良くなるはず」という無根拠な自信に支配され、転職後に「こんなはずじゃなかった」と公開することになります。

「自分はそんなことにはならない」と思うかも知れません

しかし自分ひとりで考えていると間違いに気づきにくくなるので、このパターンに陥りやすいです

ではどうすればいいのかというと、転職経験のある知人に相談しましょう。

転職経験のある友人・知人に相談すれば転職時の気をつける点など聞くことができます。

また転職希望の業界について知っていれば業界の良い点悪い点について情報収集できるでしょう。

そして何より友人や知人は自分について知ってくれているので、性格的な向き不向きも考慮してくれます

会社の上司じゃ駄目なの?」と思うかも知れませんが、ダメです

ここで会社の上司からアドバイスを貰うのはNGです。

何故なら利害関係者だから。

会社の上司は会社、特に自分の担当部署から退職者が出ると損をします。

人事評価が下がる、直近の仕事への人員割当調整、抜けた人材を補充するための採用計画作成をしなければならないなど影響が出ます。

なので基本的に職場の上司は退職にネガティブな反応を示します。

そして先に述べたような「どこに行っても通用しない」のようなことを言います。

辞めてもどこに行っても通用しないぞ?
考え直したらどうだ?

(抜けられると困るってことか・・・)

なので自分の考えに拘りすぎて転職失敗しない為にも情報収集や他者の意見を聞くことは重要です。

しかし利害関係者の意見は利害の影響を受けるので聞く必要はありません

まとめ

まとめ

今回は退職時の「どこに行っても通用しない」は気にしなくていい理由について解説しました。

退職時に上司や先輩が「そんなんじゃどこに行っても通用しない」と言うかもしれませんが、気にしなくていいです。

気にしなくていい理由は以下の通り。

「通用しない」を無視する理由

  • 「どこに行っても通用しない」と言う側に転職経験が無い
  • 全ての会社を知っている人間などいない
  • 今の会社で通用した実績がある

同じ会社にずっと居た人間に「どこに行っても通用しない」と言われても説得力は無く、経験があったとしても「通用しない」と言い切れる根拠なんてありません

そして何より今まで働いてきた実績があるのだから、少なくとも同じレベルであれば通用するはずです。

なので「どこに行っても通用しない」と言われても聞く必要はありません

辞めてもどこに行っても通用しないぞ?
考え直したらどうだ?

いや、今もそれなりに通用してるし・・・

ただし誰の言葉にも耳をかさないのはそれはそれで失敗の元なので、利害関係にない友人・知人のアドバイスは参考にした方が無難です。

「どこに行っても通用しない」と言われて不安になるのは自分に自信が無いからです。

不安を解消する方法ひとつはスキルを身につけること。

意外と大手のシステムエンジニアなんかは、未経験のまま上流工程に携わっていたりするので開発スキルがほぼ無かったりします。

なのでちゃんと勉強して中途入社したら即戦力として重宝されるかもしれませんよ?

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