会社辞めたい…
でも辞めていいかどうかわからない…
優先順位を整理して考えるといいですよ
会社は人が集まって活動して利益を生む組織です。
従業員は会社の仕事をして会社から給与を貰っています。
しかし業務内容や組織とのアンマッチが発生して会社を辞めたくなることもあるでしょう。
(辞めたいけど…辞めても大丈夫だろうか…)
会社を辞めるにも家族やお金やキャリアのことが不安で、辞めるに辞められない人もいるでしょう。
「辞めていいかどうか」をどのように判断すればよいのか。
依頼した仕事をなるべく早く片付けてほしいからこのように言うのでしょう。
しかしこれを多用する上司がいる会社はダメな会社です。
では一体どこがダメなのか。
そこで今回は会社辞めたいときに「辞めていいか」どうかの判断ポイントについて解説します。
書いている人
ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験4回。
ロジカルに考えるのが得意。
記事を読むメリット
会社辞めたいときに「辞めていいか」どうかの判断ポイントがわかり、退職の判断ポイントがわかる
会社辞めたいときに「辞めていいか」どうかの判断ポイント
会社辞めたいときに「辞めていいか」どうかの判断ポイント、大きなポイントは優先度順位を整理して判断することです。
会社を辞めることを考えた時、家族やお金やキャリアのことが不安になります。
同時に考えると決められないので、整理したうえでそれぞれ辞めた場合と辞めない場合のリスクについて評価すると良いでしょう。
大きなポイントは以下のようなものがあるでしょうか。
退職を考えるポイント
- 身体や精神の健康への影響
- 家族の生活への影響
- 自分のキャリアへの影響
リストアップしたものの中で優先順位をつけていきます。
参考までに筆者であればこのような優先順位です。
健康 > 生活 > キャリア
それぞれどう大事なのか説明します。
健康
退職を考える上で最も大事なのは「健康」かと思います。
「健康」というより「生命」が大事です。
仕事というのは自分が労働をすることで対価を貰っているわけで、言わば「生きるために働いている」わけです。
逆ではありません。
生きる方が大事です。
ですので「この仕事を続けていたら生命が危うい」という状況で働き続ける必要はありません。
命の方が大事すよね
命の危険はなくても体や心の健康に悪ければ辞めたほうがよいでしょう。
なぜなら体や心を壊すとなかなか回復しないからです。
とくにメンタルの方を壊すと完全に回復できるかどうかわかりません。
我慢して働き続けたらメンタルを壊して、会社で働けないし転職もできないような状態になってしまうと大変です。
自分の健康に影響が出る前に退職した方が良いでしょう。
「いのちだいじに」ですわ
自分や家族の生活
仕事が自分の健康に影響していないのであれば、その次に退職の影響を検討するのは「自分や家族の生活」についてでしょう。
自分一人であれば生活水準を下げることに納得できるでしょう。
しかし家族がいる場合、居住地や教育に関する問題が出てくるでしょう。
「なるはや」の評判
- 退職して今の家や地域に住めなくなったら
- 子どもは今の学校に通い続けられるのか
- 通塾や進学に影響は出ないか
贅沢はしないまでも、自分の退職が家族の人生設計に影響することはあります。
そのため命や健康に関わらないレベルの退職は家族に相談するのが良いでしょう。
自分の人生なんだから相談せずに自分で決める!!
「自分の人生」を理由に自分ひとりで決めようとする人もいるかもしれません。
たしかに正しくはありますが、パートナーや子どもにも人生があるということを頭に留めておきましょう。
家族に相談せずに退職を決めることはできても、家族から離婚や別居を決断されてしまう可能性はあります。
自分で一人で決める場合は、別離の可能性も考える必要があります
キャリア
退職を考えるうえで命や健康の危機もなく、家族の了解も得られているなら、「キャリア」についても考えておくと良いでしょう。
退職した後にどうするかです。
- 退職した後は何の職に就くのか
- その職に就くために何をするか
- どのくらいの給与で働くつもりか
再就職先とその後のプランです。
既に転職先を確保できている場合は関係ありません。
「自分が何になりたいか」なんていう目標はいくらでも変わっていいと思いますが、それなりに現実的な道筋は考えておく必要があります。
今の仕事は嫌になったから、次は未経験の全然違う仕事をしたい。
給与は最低でも現状維持で!
このように非現実的な考えだと、その後の再就職が難しくなってしまうかもしれません。
自分のスキルを活かして似たような仕事をするのであれば同待遇の再就職はしやすいでしょう。
未経験の仕事をする場合は、未経験者に対して年齢だけで高い給与を払う会社は少ないので、最初は希望給与を下げて応募した方が採用されやすいかと思います。
ITエンジニアのようにPCがあれば仕事ができる職に就きたい場合は、事前に勉強しておくと「未経験でも最低限のスキルはある」と評価されるかもしれません。
現実的なプランは持っておいたほうがよいでしょう。
時間に余裕があるなら在職中に転職活動しておくのが安全ですけどね
不安になりすぎないこと
退職を考える上で考えるポイントを紹介しましたが、もうひとつ大事なことがあります。
それは「不安になりすぎない」ことです。
退職したら再就職できないのでは・・・
誰しも退職後には不安があります。
ですが大体何とかなります。
今は雇用の流動化も進んできましたので、変に高い希望を出さなければ再就職もできるでしょう。
不安になりすぎて動かないでいると、気づいた頃には心身を壊して休職コースに入ってしまうかもしれません。
退職するかどうかは置いておいて、「まずは転職活動してみる」くらいの軽い気持ちで動いてみると良いかと思います。
転職活動するだけならノーリスクでできますからね
まとめ
今回は会社辞めたいときに「辞めていいか」どうかの判断ポイントについて解説しました。
会社辞めたいときに「辞めていいか」どうかの判断ポイント、それは優先度順位を整理して判断することです。
自分の中で大事なことの優先順位を決めれば判断がしやすくなります。
考えるポイントの参考としては以下のようなものがあります。
退職を考えるポイント
- 身体や精神の健康への影響
- 家族の生活への影響
- 自分のキャリアへの影響
個人個人で違いはあるかとは思いますが、筆者の中ではこのような優先順位です。
健康 > 生活 > キャリア
まずは自分の心身に影響が出そうなくらいにマズい環境であれば辞める。
そうでなければ家族の生活への影響を考えて相談する。
あとは退職後のキャリアを現実的に描けるかどうか考える。
このように考えれば退職の判断はしやすいかと思います。
安易に退職するのは勧めませんが、心身に影響が出そうなら辞めたほうがいいですね。
心身を壊してからだと回復に時間がかかってしまうので。
退職を考えたときは、同業他社に行くのが無難でしょう。
しかし「他の仕事も考えてみたい」という場合には「ITエンジニア」を候補に入れてもいいかもしれません。
簡単な仕事では有りませんが、PCがあれば自分で勉強できるので参入ハードルは低いです。
自分のキャリアの選択肢のひとつとして入れておくと良いかもしれません。