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職人気質で不機嫌な上司がいる会社は辞めたほうがいい理由

職人気質で不機嫌な上司がいる会社は辞めたほうがいい理由

なんか今度の上司、すごく気難しいみたいで評判悪いんだけど

上司。

それは会社生活に最も影響する存在

仕事内容が多少大変でも、適切にフォローできる上司がいれば乗り越えやすいです。

しかし逆に難易度が低い仕事でも、上司の管理が下手なら苦痛なものになり得ます。

そんな会社生活を左右する上司ですが、割とよくいるハズレ枠が存在します。

それは職人気質で不機嫌な上司

いるわー。不機嫌な上司。

本人は仕事できるんだけど、部下へのあたりが強くで人気が無い人。

残念ですが、それハズレ上司ですね

本人は仕事ができるのに何故ハズレなのか。

そこで今回は職人気質で不機嫌な上司がいる会社は辞めたほうがいい理由について解説します。

書いている人

ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験3回。
ロジカルに考えるのが得意。

記事を読むメリット

職人気質で不機嫌な上司がいる会社は辞めたほうがいい理由がわかり、今の仕事を続けるべきか判断する指針を持つことができる

職人気質で不機嫌な上司がいる会社は辞めたほうがいい理由

不機嫌タイプの上司は基本的に部下にキレ散らかすので、部下は精神を病むか、辞めるか、部署異動するかのどれかになります。

職人気質で不機嫌な上司がいる会社は辞めたほうがいい理由はただひとつ。

それは部下を適切に管理できないからです。

部下を持てると判断されたから昇進して上司になってるんじゃないの?

本来はそうなんですけど、実態はそうなってないわけですね

本来はチームや部署を任せることができる人材がリーダーやマネージャーになるべきです。

ですがそうなってない会社は多いです。

では実態はどうなっているのでしょうか。

不適切な昇進は年功序列によるもの

Stairs Leadership Businesswoman  - geralt / Pixabay

不適切な人間が昇進して部下を持ってしまうのは、多くの会社が未だに年功序列に縛られているからです。

会社に長く居るとだんだん管理する側になるわけです。

そして職人気質タイプは自分の仕事はきっちりこなすので、プレイヤーとしては優秀なので評価もされやすい為、昇進がはやいこともあります。

そういうタイプは自分の仕事はできるんだよなぁ

しかしこの昇進のさせ方には問題があります。

何故なら管理職としての適正は全く考慮されないから。

自分の仕事をうまくこなせることと、管理する側の資質とは全く違います。

名プレイヤーだったからといって、名コーチ、名監督になれるわけではないのです。

しかし会社によっては、名プレイヤーをそのままコーチに起用してしまいます。

これが不幸を生むことになるのです。

現場で活躍し高く評価される能力と、管理職として活躍する能力には大きな違いがあり、管理職になるまで誰も確かめるすべがないと思い込んで、昇進が決定されているから。名選手、必ずしも名監督にあらずとの認識があるにもかかわらず、現在の仕事で有能であれば昇進後も有能であるに違いないし、確かめようがないと誰もが思っているのです。

デキるあなたが「無能な管理職」に転落する日 | 高城幸司の会社の歩き方 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

職人気質だと「自分基準」になりがち

Man Portrait Businessman Manager  - michael_schueller / Pixabay

職人気質な上司は不機嫌になりがちですが、その理由のひとつは「自分基準」で物事を考えてしまうからです。

彼らはなまじ自分の仕事はできるので、自分の仕事のやり方に自信を持っています

なので部下が同じようにできないと怒ります

は?

不思議ですよね?でもいるんです。

自分を基準にして「何故こんなこともできないんだ!」「ここはこうするのが当然だろ!」と怒ります。

しかし経験の浅い部下が最初から同じようにできるわけがなく、上司からこのような理不尽な説教を受けることになります。

そこまで自分基準な人間いる?

運転初心者に対して「今行けたのに!」とか言う人いるでしょ?
アレの仕事版ですよ。

あー、いるわ

このような「自分のやり方」に強すぎる信念を持っている人は、自分の基準に満たない人を自分の正義に従って責め続けてしまいます

なんでこうしなかったんだ!

部下を責め続ける職人上司。本当にトラウマものですわ。

上司側からすればこれは指導。

ですが外から見れば立派なパワハラです。

このように職人気質で不機嫌な上司は、部下を指導するスキルが無いので自分基準で無自覚なパワハラをしてしまうのです。

本人は「正しい」と思ってるから加減が無いんですよね

このような上司と長く居ると精神を病んでしまうでしょう。

まとめ

Technology Smartphone Telephone  - Erik_Lucatero / Pixabay

今回は職人気質で不機嫌な上司がいる会社は辞めたほうがいい理由について解説しました。

職人気質な上司は以下の点で要注意です。

職人気質上司の問題点

  • 自分の仕事はできるが、部下を指導する能力は無い
  • 自分と同じようにできない部下を激詰めしてメンタル不調を引き起こす

そして指導・管理能力の無い人間が上司になってしまうのは、会社の評価制度・昇進制度に問題があります。

年功序列で在籍時間の長い人間を適正度外視でリーダーやマネージャーにしてしまうので、組織が歪んでしまうわけです。

つまり不適切な上司がいる会社は、そもそも運営そのものが歪んでいるとも言えます。

もし自分の上司がこのタイプなら、精神を病む前に異動願いを出すか転職した方が良いでしょう。

メンタルや肉体に不調をきたすと、すぐには回復しませんからね

手遅れになる前に対処が必要です

とはいえ勢いで辞めると転職先が見つかるかどうかわかりません。

転職するにも自分自身の武器が必要。

そこでITスキルを高めるのがオススメ。

スキルを高めておくと入った会社がダメでも「この会社を辞めても生きていける」という安心感が出てくるので、今後生きていく上での難易度が下がります

また従業員を恐怖で支配するようなブラック企業で、退職を言い出すのすら難しい場合は退職代行を使うのも手です。

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