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「なるはや」を多用する上司がいる会社がダメな理由

「なるはや」を多用する上司がいる会社がダメな理由

この仕事おねがいね。
なるはやで。

これ言われるけど、ちょっと困るよね

それはダメな会社のパターンですね

会社は人が集まって活動して利益を生む組織です。

仕事を進めるにあたっては、他の人から仕事を頼まれることもあります。

そのような依頼するときに言われることがあるのがコレ。

この仕事お願いね。「なるはや」で

依頼した仕事をなるべく早く片付けてほしいからこのように言うのでしょう。

しかしこれを多用する上司がいる会社はダメな会社です。

では一体どこがダメなのか。

そこで今回は「なるはや」を多用する上司がいる会社がダメな理由について解説します。

書いている人

ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験4回。
ロジカルに考えるのが得意。

記事を読むメリット

「なるはや」を多用する上司がいる会社がダメな理由がわかり、会社を見極めるポイントがわかる

「なるはや」を多用する上司がいる会社がダメな理由

Man Portrait Businessman Manager  - michael_schueller / Pixabay

「なるはや」を多用する上司がいる会社がダメな理由、それは優先度を管理できないからです。

仕事というのは1つとは限りません。
同時に複数の仕事を抱えることが起こります。

しかし人間の体はひとつであり、同時並行で作業などできません。
よって複数の仕事があった場合、どれを先に進めるか判断する必要があります

優先度は重要性や緊急度を考慮して決めますが、決めきれなかったり抱えている作業量によってどれかが間に合わなくなるような場合は、上司に相談することになるでしょう。

ここで問題が発生します。

この仕事おねがいね。
なるはやで。

では別の作業の方は遅れてもいいですか?

ダメに決まっているだろう!
他の作業は遅らせずになるはやで頼むぞ!

「なるはや」という曖昧な表現を使うことで、本来は上司による優先度決定が必要なところを「全て大事」という曖昧な状態をキープしてスケジュール調整から逃げてしまいます。

全部大事と言われても、全部を並行で作業することはできずに、結局どちらかは遅れてしまいます。

そうすると責任転嫁の叱責が始まります。

何故できていないんだ!
「なるはや」と言っただろう!

(いや、どっちを進めればよかったんだよ!)

このように「なるはや」という曖昧な表現は優先順位を調整する責任からの逃げに使われるわけです。

「なるはや」についての周囲のイメージ

Group Crowd Diversity Human  - geralt / Pixabay

「なるはや」は優先順位を調整する責任から逃げるために使われることを説明しました。

ではこの「なるはや」について他の人はどう思っているのでしょうか。

「なるはや」についてのイメージを集めてみました。

「なるはや」については以下のようなイメージを持たれている事がわかりました。

「なるはや」の評判

  • 責任を末端に押し付ける言葉
  • 複数から「なるはや」と言われて調整できない
  • 納期を聞いてもぼかされる
  • 優先順位の管理を放棄している

「なるはや」という曖昧な指示には良いイメージは持たれていないようです。

やはり「なるはや」を使った曖昧な指示には問題があると言えるでしょう。

優先順位を調整せずに「なるはや」だけ押し付けるのは管理職の仕事とはいえませんね。。。

まとめ

今回は「なるはや」を多用する上司がいる会社がダメな理由について解説しました。

「なるはや」を多用する上司がいる会社がダメな理由、それは優先度を管理できないからです。

複数の仕事がある中で仕事を任せようとしているにも関わらず、優先順位を決めずに相手に丸投げしているわけです。

この丸投げの問題点は以下の通りです。

ダメなポイント

  • 優先順位の調整から逃げている
  • 納期の明言を避けている
  • 明確な指示を出さずに「察する」ことを相手に求めている

このように「なるはや」を多用する上司がいる会社は、調整ができずに一般従業員に全てを丸投げしている可能性があります。

必要調整を行わずに、結果が気に入らなければ激怒して叱責するようなパワハラが横行していることでしょう。。

このような会社に居続けることは、使い潰されるリスクが大きいので避けたほうがいいと言えるでしょう。

管理しないならソイツをクビにして私達の給料を上げてほしいですわ。。。

とはいえ問題のある会社だとわかっても、転職は簡単ではなく実績やスキルが求められます。

転職するには、スキルを高めておいて「辞めてもすぐに就職できる」ようにすることが大事です。

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