毎日日報書くのつらい…
会社は人が集まって活動し利益を生む組織です。
複数の人間が働くので、ときには情報連携が必要になってきます。
そこで一部の企業で導入されているのが日報。
その日の活動を上長に報告するために記入するものです。
しかし使われ方によっては日報を導入している企業はオススメできません。
何故日報を使う企業はダメなのか。
そこで今回は日報がある会社は避けた方がいい理由について解説します。
書いている人
ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験3回。
ロジカルに考えるのが得意。
記事を読むメリット
日報がある会社は避けた方がいい理由がわかり、転職について理解が進む
日報がある会社は避けた方がいい理由
日報がある会社は避けた方がいい理由、それは使いこなせずに無駄になるからです。
日報は目的に合った使い方をする分には有効な方法でしょう。
しかし有効ではない使い方をしているパターンが時々見受けられます。
日報を書くにも時間がかかります、有効に使われていなければ従業員に無駄な作業をさせ、会社にとって無駄なコストを発生させていると言えるでしょう。
では日報をどんな使い方をするのか無駄なのか。
どう使えばいいのでしょうか。
日報の間違った使い方
日報の間違った使い方、それは毎日出勤するメンバーに毎日日報を書かせることです。
一日の報告するんだから毎日書くんじゃないの?
何のために毎日報告するのさ?
日報毎日ちゃんと確認して、対応できる?
日報は一日の業務の報告をするもの。それは間違っていません。
しかし日報を書くからには、読む側も毎日読んで何らかのアクションを取る必要があります。
日報を書く目的
・その日の業務を振り返り翌日の仕事に活かす
日報はなぜ必要?日報の目的と書き方、注意点を紹介 Business Navi~ビジネスに役立つ情報~ : 三井住友銀行
・失敗を次に活かして改善する
・部下への助言・サポートを行う
・コミュニケーションの一環として確認する
たしかに。
ただ書くだけじゃ無駄な作業になっちゃうもんね
部下が一人だったら毎日読んで翌日の指示に反映できるかもしれません。
しかし部下が3人、5人と増えたときに全員の日報を毎日確認できるでしょうか。
まず読めないと思いますし、読むことができても時間がかかって残業続きになってしまいます。
それよりも課題は都度チャット等で共有し、1日の仕事の確認は朝会などで口頭で聞いて指示すれば済むでしょう。
なので毎日顔を合わすメンバーに日報を書かせるのは非効率です。
日報書かずにもっと簡単に済ませられるならそっちの方がいいね
では日報は無駄なのかと言えば、そうではありません。
有効に使えるケースもあります。
日報の有効な使い方
日報の有効な使い方、それは業務の引き継ぎです。
世の中の仕事は、全てが9時-17時のフルタイムで動いているわけではありません。
中には朝勤務、夜勤務のようなシフト制の仕事もありますし、特定の日だけ出勤するパートタイムもあります。
そのような職場では、同じ仕事を担当している人は1人ではありません。
朝にAさんがしていた仕事を夜はBさんが行うこともあります。
そうなると業務の進捗や問題を次のシフトの人に共有しておく必要があります。
ここで日報が必要になるわけです。
次の人への情報共有しておけば、継続中のトラブルとかわかるもんね
リーダーにとっても状況を引き継げば正確な指示ができますね
このように業務の引き継ぎに使う分には日報はかなり有効でしょう。
少数チームでしっかり部下にフィードバックできるなら有効
ここまで、日報を活用できないなら無駄なので避けるように書きました。
しかし有効活用できているなら使うといいです。
上長が毎日読むことができる量で、上司も日報を読んで次の日に活かすことができるなら、有効なツールになるでしょう。
悪いのは無目的に書かせることであって、使いこなせるなら問題無いですね
まとめ
今回は日報がある会社は避けた方がいい理由について解説しました。
日報がある会社は避けた方がいい理由は使いこなせずに無駄になるからです。
日報が無駄になる理由は以下の通り。
日報が無駄になる理由
- 日報を書くのに時間がかかる
- 日報を見る量が多くなると上長は読めない
- 毎日顔を合わせるメンバーなら朝会やチャット等で状況確認して指示出す方が早い
日報をシフト業務の引き継ぎに使ったり、しっかり読んでメンバーへのフィードバックに使うことができるなら問題ありません。
しかし実態は日報を書かせるだけでうまく活用できていないところもあるでしょう。
使われない日報を書くのは時間の無駄です。
無駄は組織に対して余計なコストとなり、積み重なれば組織の利益が無くなってしまいます。
そんな危険な会社に居続けるよりは、切り替えて転職してしまうのも手かもしれません。
ちゃんと使うならいいんですけどね・・・
とはいえ転職は簡単ではなく、実績やスキルが求められます。
転職するにはスキルを高めておいて「辞めてもすぐに就職できる」ようにすることが肝要。
そこでITスキルを高めるのがオススメ。
スキルを高めておくと入った会社がダメでも「この会社を辞めても生きていける」という安心感が出てくるので、今後生きていく上での難易度が下がります。
また今いる会社がブラック企業で、退職を言い出すのすら難しい場合は退職代行を使うのも手です。