酷い味方の裏切りにあった…
会社がはひとつの組織です。
組織は一丸となり仕事を達成し、利益を共有するものです。
しかし会社組織が歪んでくると味方に裏切られることがあります。
いやぁウチの○○がとんだ失礼を・・・ ○○にはよく言っておきますので。
あれ?
報告内容は事前に社内で合意をとったはずなのに、自分が悪い事にされてる?
このようにあらかじめ準備していた提案や報告があるのに、客の反応が悪いと部下や現場の責任にしてくるタイプがいます。
こんな人間がいる会社は危険です。
お客にいい顔するのは場合によっては大事ですが、社内の合意を無視して個人に責任を押し付けるのは危険なサインですね
そこで今回は味方に後ろから刺される会社は転職したほうがいい理由について解説します。
書いている人
ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験3回。
ロジカルに考えるのが得意。
記事を読むメリット
味方に後ろから刺される会社は転職したほうがいい理由がわかる
後ろから刺してくる味方とは
後ろから刺してくる奴なんているの?
まず後ろから刺してくる味方なんているのかどうかですが、います。
味方が裏切る場面で多いのが、報告時。
顧客や上層部への報告する際に、営業や上司と一緒に出席するケース。
報告内容に相手が不満を示した時に裏切りが起こります。
(偉い人)この報告は一体どういうことかね!
(上司)すみません。ウチの部下がやりました。監督者として私から○○にはよく言っておきます。
(あれー、なんか俺一人が悪いことにされてる)
土壇場で上司や営業が裏切る心理としては、体裁を保つため。
要は「自分は悪くないんです」というやつです。
半沢直樹で言うところの浅野匡支店長みたいな感じですかね
このまま貸したお金を返してもらえないと、銀行としては困ったことになります。困ったことになると、誰かが責任を取らねばならないんですが、出世のことしか頭にない浅野支店長は、自分が責任を取ることなど一切考えません。もちろん、自ら先頭に立って債権回収に必死になったりもしません。
半沢直樹を見てしみじみ思う…部下に責任を押し付ける上司が出世する説(村上 貴史) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
では何をしたかというと、半沢直樹に債権回収の責任を押し付けたんです。それも、「そもそも半沢君の無様な仕事が原因だよね」という態度で、半沢を叱り、自分の安全をしっかり確保するように動くんですよ。安全第一ってわけです。
中には「自分は悪くない」と信じすぎている為に、この土壇場での掌返しを裏切りと認識せず、本当に部下の責任と思い込んでいるタイプもいます。
社内でOK出てた内容なのに、後から怒られるなんて、どうしたらええねん・・・
味方に後ろから刺される会社は転職したほうがいい理由
後ろから刺してくる奴なんて味方じゃないだろ
味方に後ろから刺される会社は転職したほうがいい理由、それは明白で味方が居ないからです。
皆さんもお思いの通り、土壇場で裏切るのは味方ではありません。
土壇場で責任を押し付けられる部下は、まさしくスケープゴート。
面倒事を全て押し付けられるとわかっているなら、その会社に留まる理由は無いでしょう。
まさに獅子身中の虫。
一緒にいる必要はないですね。
獅子身中の虫とは、獅子の体内に寄生した虫がついには獅子を死に至らせるという意味のこと。恩を仇で返すことや組織内にいながらも害を与える人間のことを指す。
「獅子身中の虫(しししんちゅうのむし)」の意味や使い方 Weblio辞書
味方に後ろから刺される会社は転職したほうがいい理由として、もうひとつ大きな理由は話が通じないからです。
先にも述べたように、土壇場で裏切る心理は自分の体裁を保つ為です。
そして中には本当に部下に責任があると思いこんでいる人間もいます。
・上が納得する報告をできなかった部下が悪い ・私の思ったとおりに動いてくれない部下が悪い
仮に部下側が報告内容を共有せずに勝手な報告をしていたのであれば、そこには部下の責任しかないでしょう。
しかし社内やチーム内で共有済みの内容であれば、責任は会社やチームの責任者が負うものです。
ですが保身に走るタイプにはこの理屈は通じません。
このタイプは正しい手順を踏んでいるかは関係なく、結果が全て。
保身タイプの考え方
- 良い結果 → 自分の成果になるので満足
- 悪い結果 → 自分は悪くないので部下を追求
結果が良ければ満足し、結果が悪ければ部下を追求するという単純な構図。
うまくいかないのは全て部下の責任と思い込んでいるので、話が通じません。
「立場が上なら面倒は全て下に押し付けていい」と思ってそうな奴、結構いるなぁ
自覚しているのはマシな方で、「俺は正しいことをしている」と信じ切っているタイプの方が厄介ですね
このような方と一緒にいると、パワハラの果てに鬱になってしまう可能性が高いので、さっさと転職した方がいいでしょう。
ただし一時の感情に身を任せるのはリスクがあります。
転職を検討するにしても、まずは状況を自分でコントロールする余地が残っていないかは確認しましょう。