ITエンジニアもいくつか種類がありますが、イメージしやすいのはWEBアプリやスマホ開発でしょう。
WEBやスマホアプリの開発ができると、業種によらず多くの場所で働くことが出来ます。
そのためには開発スキルを身につける必要があります。
でもお金かかるんでしょ?
もし無料で訓練してくれるコースがあるとしたら?
そんな夢みたいな話あるの?
受講要件はあるけど、あります
そこで今回は無料でIT開発の訓練をしたい人の為に、無料でWEBアプリやスマホ開発を勉強できてお金まで貰える方法を紹介します。
書いている人
ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験は3回。
記事を読むメリット
無料でWEBアプリやスマホ開発を勉強できてお金まで貰える方法がわかる
無料でWEBアプリやスマホ開発を勉強できてお金まで貰える方法
無料でWEBアプリやスマホ開発を勉強できてお金まで貰える方法、それは求職者支援制度を活用することです。
求職者支援制度は、厚生労働省が実施している制作の一つで、求職者が給付金を支給しながら職業訓練を受けることができる制度です。
求職者支援制度とは?
求職者支援制度は、再就職や転職を目指す求職者の方が月10万円の生活支援の給付金を受給しながら、無料の職業訓練を受講する制度です
求職者支援制度のご案内 |厚生労働省
訓練開始前から、訓練期間中、訓練終了後まで、ハローワークが求職活動をサポートします
厚労省のTwitterでも発信されています。
【月10万円の給付金+無料の職業訓練】
— 厚生労働省 (@MHLWitter) April 30, 2021
生活支援の給付金を受けながら、無料の職業訓練を受講できます。
訓練の開始前~期間中~終了後まで、ハローワークが就職活動をサポートします。
■求職者支援制度https://t.co/FgE06xQHqY#生活支援#訓練#就職活動#転職 #ハローワーク#求職者支援制度 pic.twitter.com/8Kbf4gNuBJ
でもハローワークでITなんて学べるの?
ちゃんとIT用のコースもあるみたいですよ
ITの訓練コースはある
「ハローワーク」と聞いて、IT関連の訓練コースがあるのかと不安になった人もいるでしょう。
心配はもっともです。
ですが求職者支援制度のページを見ると、IT関連の訓練コースが書かれているので大丈夫です。
主な訓練コース(求職者支援訓練)
IT:WEBアプリ開発科、Android/JAVAプログラマ育成科など
求職者支援制度のご案内 |厚生労働省
開発コースがあるなら大丈夫そうだね
まぁ問題は別のところにあるんですけどね
受講についての注意点
厚生労働省が無料の職業訓練コースを提供してくれている。
これは事実ですが、受講に関して注意しておく点があります。
注意すべきは主に以下の2点です。
受講の注意点
- 受講要件
- 開催場所と期間
受講要件
求職者支援制度は無料であるが故に誰でも無条件にというわけにはいきません。
受講するための要件(条件)が存在します。
求職者支援制度のページを見ると以下の条件があることがわかります。
訓練受講の要件
- ハローワークに求職の申込みをしていること
- 雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと
- 労働の意思と能力があること
- 職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めたこと
ここで大きいのは2つ目の「雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと」でしょう。
被保険者や受給資格者でない、つまり失業手当を貰っている人は受講できないということになります。
なのでこの制度を利用するのは「失業保険が切れても就職先が見つからなかったら」という条件になるでしょう。
開催場所と期間
無料の訓練はいつでも・どこでも受講できるというわけではありません。
自分の望む職業訓練が、通える距離と時間に開催されてるかはチェックする必要があります。
ではどこでチェックできるかというとハローワークインターネットサービス - 職業訓練検索・一覧のページで検索できます。
IT関連の訓練を探すのであれば
コース種別は「求職者支援訓練」、想定する分野は「IT分野」を選んで、さらに募集期間の開始日に今日の日付を入れて検索すると良いでしょう。
5/1で調べたら、6月開始でIT系は東京3件、大阪4件、その他都道府県で3件かー
多くは無いですけど無料なので仕方ないですよね
まとめ
今回は無料でWEBアプリやスマホ開発を勉強できてお金まで貰える方法について紹介しました。
その方法は求職者支援制度を活用すること。
厚生労働省が実施している政策なので安心の制度です。
ただし受講には要件があり、以下を満たしている必要があります。
訓練受講の要件
- ハローワークに求職の申込みをしていること
- 雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと
- 労働の意思と能力があること
- 職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めたこと
また開催場所や時期についても希望通りとはいかないので、コースの開催場所と時期は確認しておくと良いでしょう。
こういう支援制度があるんだね
そうですね
私達も安くない税金を収めているので、制度はしっかり活用していきたいですね
今回紹介した無料コースは受講条件や場所や時期の制約があります。
もし受講要件は満たしていないけどITエンジニアへの転職へ向けて、もう少しスキルを伸ばしたい場合はスクールに参加してスキル補強するのはアリかもしれません。