ITエンジニアに転職しても人間関係のトラブルが無くなるわけではありません。
どこに行ったとしても迷惑な同僚社員というのはある程度の確率で存在します。
人が多ければ多いほどその中に変な人が紛れている可能性は高くなるので回避は難しいです。
全員が優秀で良い人ばかりというのは無理ですね…
そしてITエンジニアとして働くにもコミュニケーションは必要なので、ときには人間関係で困ることもあります。
どうしようも無いのかな?
一応対処法みたいなのはあるみたいですね。
タイプ別「IT現場の困ったちゃん」リストっぽいページを見つけました。
そこで今回はIT開発現場にいる迷惑な同僚社員の種類と対処法について紹介します。
書いている人
ITエンジニア。
SE、機械学習エンジニア、データサイエンティストなどの経験がある。
転職経験は3回。
記事を読むメリット
IT開発現場にいる迷惑な同僚社員の種類と対処法がわかる
IT開発現場にいる迷惑な同僚社員の種類と対処法
IT開発現場にいる迷惑な同僚社員の種類だが、以下のサイトに職種別の迷惑社員のタイプが書かれています。
書かれているのは上から順に以下6種類。
6種類それぞれに複数タイプの厄介者が紹介されています。
自社プロダクトを持っていない会社でも多くの人が関わりがあるのがプロジェクトマネージャーでしょう。
今回はこの中の迷惑タイプについて紹介します。
私は近いものを上げるなら開発者ですかね
暴君型プロジェクトマネージャー
暴君型プロジェクトマネージャーは、プロジェクトメンバーに対して恐怖や否定などの手段を用いて従わせます。
典型的なパワハラ上司タイプですね
厄介な事にプロジェクトの利害関係者はこの暴君タイプのマネージャーが必要だと信じている場合があります。
しかし暴君型のプロマネは長期的には大きなマイナスの影響をもたらします。
それは人材流出。
否定的な手段でメンバーを従わせているので、基本的にメンバーからは嫌われます。
そして嫌いな人と働きたい人はいないので、転職できる優秀な人材は去っていきます。
残るのはあまり優秀でない社員となります。
解決策として書かれているのは「優秀な人材が何人残っているか」「優秀な人材を引き止めることができた成功率」など定量的なデータを示すこととされています。
そしてデータに打ちのめされたタイミングで正しいマネージメント手法を教えることとしています。
でもそれ開発者の立場から打診は無理じゃない?
無理ですね
これはメンバー向けというよりは経営者向けのアドバイスっぽいので、実際やるとするなら暴君プロマネの上位者である部長などにデータを示して暴君への改善対応を懇願することになりますかね
会議過多プロジェクトマネージャー
会議をしたがるマネージャーもいます。
彼らは会議を信奉しており、全ての決定を会議を通じて行おうとします。
しかし会議は参加者の時間を奪う上に、開発作業に直接寄与するものではありません。
多すぎる会議はプロジェクトメンバーのモチベーションを下げ、プロジェクトの遅延を招きます。
解決策としては
- 会議が必要なタスクと別の手段でかいけつできるタスクを整理する
- 会議の目的と議題を決めて会議に臨み、議題をクリアした会議はさっさと終了させる
- 会議を入れない曜日を決めておく
などがあります。
これも下から打診する場合は聞き入れてくれればいいけどって感じか
そうですね。
結局は聞き入れてもらえなければ改善は望めません。
進捗確認過多プロジェクトマネージャー
常に進捗を確認しまくるプロマネもいます。
進捗確認は必要な事ですが、頻度が多いとメンバーの集中力とやる気を奪います。
そしてもっとまずいケースでは彼らは進捗確認の為の仕事を増やします。
- 進捗確認の為の会議
- 進捗確認資料の作成、更新作業
- 詳細なタスクリストの作成、メンテナンス
この状況が続くとメンバーはマネージャーに信頼されていないと感じる為、マネージャー側も信頼を失います。
この状況を解決するにはマネージャーをプロジェクトメンバーと距離の近いところに入れてしまい、メンバー間の会話が聞こえるようにすることとされています。
メンバー間の会話が聞こえていれば会話内容から進捗や課題がわかるようになるので、わざわざ進捗確認する必要が無くなります。
この解決方法は座席移動すれば済むので実現性あるね
そうですね。
リモートワークだとしても、Slackのチャンネルで会話してれば内容は把握できますし。
まぁ世の中には状況がわかる環境を用意してもわざわざ報告させるタイプもいますが
あー、偉い俺様にちゃんと報告しに来いってタイプね
暴君型も併発しているタイプなので、そうなると逃げたほうが良い感じはしますね
まとめ
今回はIT開発現場にいる迷惑な同僚社員の種類と対処法についてピックアップして紹介しました。
迷惑社員への対応方法はありますが、どれも組織の協力が不可欠です。
組織の協力が得られない場合、悪い状況をコントロールするのは不可能となってしまいます。
自分に対処不可能な問題を抱えてしまうと人は心身に異常をきたしてしまいやすいので、自身への悪影響が大きくなりそうであれば手遅れになる前に転職した方が良いでしょう。
しかし状況のコントロールができず、異動もできない、助けもない、このまま一緒に働いていたら心身に異常をきたしてしまうようであれば、手遅れになる前に転職した方が良いでしょう。
とはいえ完璧な組織というのも存在しないので、変な人がいたとしても関わらないようにするなど自己対応もできた方が良いと思います。
また問題のある人間から逃げるとしても、いきなり会社を辞めても転職できるかわかりません。
もし今すぐ辞めないと壊れてしまうような切迫している状況でなければ、転職活動の準備として新しくプログラミング言語やフレームワークの使い方を勉強してみるのも良いかもしれません。